この冬は読者の皆さんいかがお過ごしですか?
休日は寒いから外に出たくない!と思われる方も多いでしょう。
しかし、家に閉じこもってばかりいると、知らず知らずのうちに”季節性感情障害(SAD)”などに陥ることがあるかもしれません。
SAD(Seasonal Affective Disorder)とは、うつ病の一種で、秋から冬にかけて抑うつが始まり、春や夏になると治っているというものです。

SADの原因は、冬場の日照時間不足が原因であると考えられています。最近では動画配信サービスの普及やスマホアプリや宅配サービスの充実が進み、家を出なくても楽しめることが増えていますね。
実際に私も冬の休日は、一度も外へ出ず、YouYubeなどを見ながらお腹が減ったらピザや、ハンバーガーを頼んで過ごしたことが何度もあります。
ですが、日光に当たる時間が少なくなるにつれ、脳内でセロトニンの分泌が減り、そのためにうつ病になりやすくなると考えられています。

そこで今回は日光に当たることを目的に寒い時に外に出ることで得られる、心身の健康に繋がるメリットをすこしご紹介します。

1.気分が良くなる

日照不足に陥った体に日を当てることで、セロトニンやメラニンをバランスよく保つことができるので、憂鬱な気分ともおさらばできます。
また、冬は空気が澄んているため、普段気付かなかった綺麗な風景に出会いラッキーと思えることもあるかもしれないですね。
過去には偉人も「外に出るとお金が減る 家にいると心が減る」ともいっています。

 

2.カロリーの消費がすごい

寒い時に外へ出るのは、なにもうつを避けれるだけでないのです。

冬場では屋外と屋内でする運動の消費カロリーに大幅な違いがあります。
メリーランド大学の研究者によって、屋外で運動をするのと、屋内でするときよりも、屋外で体を動かした時の方が40%もカロリーを多く燃焼することを発見されました。
なので寒い時期から露出の多くなる春や夏に向けて外でジョギングや、ランニングを始めてみるのはいかがですか?

 

3.免疫力が高くなる

最近タレントのローラさんがインフルエンザにかかってましたね…
やはりインフルエンザにはかかりたくないものです。
だからといって暖かい部屋で過ごそうと考えるのは間違いかもしれません。
インフルエンザはウイルスが原因で寒さが原因ではないからです。
寒さ、自然、エクササイズは、免疫機能を亢進し(ロシアの生化学者ボリス・トーキン)、血圧を下げ(千葉大学環境健康フィールド科学センター生理人類学者、宮崎良文)、集中力を高めます(「Psychological Science」誌)より。

 

また、以前TV番組で見たのですが、フィンランド共和国の小学校では、マイナス22℃以上の日は休み時間に外へ出て遊ばないといけない。という少し変わった校則があるそうです。
この校則には驚きですが、何事もやりすぎは禁物ですね。なので無理をせず、寒さに慣れることから始めて見てはいかがでしょう。

 

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